IoTイノベーション機能の強化(業際イノベーション本部)

1.背景とミッション

 あらゆるモノとサービスがネットワークにつながることにより、各産業に新たなイノベーションを創造し、社会的課題を解決する原動力としてICTには大きな期待が寄せられています。IoTについては、TTCでも専門委員会やアドホックグループにより精力的に活動を展開しています。

 IoTを含むICTを活用した各業界のイノベーションをICTから支援し、ICTと多様な産業界を横断する人的交流や情報交換を支援するとともに、関連する標準化アイテムの発掘を行いTTC標準化活動につなげることを大きなミッションとして、IoTイノベーション機能の強化を図ります。

2.業際イノベーション本部の活動方針

 TTCでは、2011年4月以降、業際イノベーション本部およびスマートコミュニケーションAGにおいて、、スマートエネルギー、スマートモビリティ、緊急時の対応、災害対応、健康・高齢化対応、各分野の課題に関する検討を行い、標準化課題についてはTTC専門委員会への移管を完了し一つの節目を迎えた。 

 そこで、更なる展開として業際イノベーション本部は、この節目を契機にIoT/M2Mに関わる以下の3つの取組を強化することとし、合わせて、検討体制の強化を予定している。

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(1)IoTイノベーションの推進

 IoTとともにビッグデータ(BD)や人口知能(AI)を活用した新しいビジネス展開や価値創造が求められる中、 TTCでは新しくIoTによるイノベーションを推進する枠組みとして、TTCの業際イノベーション本部に「IoTイノベーション推進 機能」を立ち上げました。

 皆様のご提案に基づいて、それぞれの課題・テーマ毎に活動するグループ「IoTワーキングパーティ」を業際イノベーション本部に設置し、複数の企業や団体が連携して、さまざまな議論や検討、調査、開発、実証など、幅広い要請に応えることのできる作業環境を提供いたします。

(2)幅広く他業界の参加を促進し、分野横断的な議論ができる場の創出

 IoTイノベーション推進機能を設置(新規体制を検討中)し、新規分野、テーマ発掘に関する諮問をTTCに対して行う。(TTCのアドバイザリーボードの役割)

(3) IoT/M2Mを支えるICT標準化活動の推進

 oneM2M専門委員会活動:各業界のモノがインターネットにつながるための通信プラットフォームを標準化するグローバルなプロジェクト「oneM2M」に参加し、各業界からICTへの提案やoneM2M成果を展開することで、IoTイノベーションを推進する。

 IoT/SC&Cアドホック活動:また、2015年6月に設置された、ITU-T SG20(IoTとSC&Cを含むIoTの応用)における課題検討に参加し、ICTプラットフォームの標準化に貢献する。

 ICT応用分野に関する標準化活動:コネクテッド・カー専門委員会アクセシビリティ専門委員会、マルチメディア応用専門委員会電子情報健康管理SWGの標準化活動支援を行う。

(4) 業界横断的な活動を行う各種推進団体との連携・協調

 IIC、IoT推進コンソーシアム等、IoTを軸にイノベーションを推進する各業界の新しい団体の情報収集を行い、必要により連携・協調を図るとともに、oneM2M、ITU-T SG20の動向や成果を展開する。

お問い合わせ

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E-mail: i3cinfo@ttc.or.jp
TEL 03-3432-1551
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