AI活用実践ワークショップ「AI活用事例・ユースケース研究会」参加者募集について
一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)業際イノベーション本部は、「AI活用事例・ユースケースの創出」をテーマとし、オープンイノベーション的アプローチを活用した「少人数」「参加型・双方向型」「シリーズ化したプログラム構成」による、より実践的なワークショップ「AI活用事例・ユースケース研究会」を開催することとしましたので、参加者を募集します。
1.目的
情報通信サービスの高度化に向けたAI活用の最新動向を踏まえ、AI活用のビジネスとしての可能性、ユースケースの創出とその具体的適用可能性・効果などについて、調査研究することを目的とします。
2.参加者の募集
情報通信サービスの高度化に向けたAI活用に関係すると考えられる次のような方々を含め、TTC会員内外を問わず、AI活用事業・研究開発・企画に携わる方々や知見を有する大学関係者など、幅広い参加者を募集します。
- 電気通信事業者
- 情報通信機器ベンダー
- ソフトウェアベンダー、SIer
- 情報通信やAIを活用し、新たなサービス提供や価値創造を検討しているユーザ企業
募集期間は、2018年10月19日(金)までとします。
3.開催概要
名称
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AI活用実践ワークショップ「AI活用事例・ユースケース研究会」
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開催概要
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情報通信サービスの高度化に有用と考えられるさまざまなAI活用について、有識者や先進的に取り組んでいる方々から講演いただき、知見を得るとともに、ディスカッション・意見交換・アイデアソンなどによりその知見を深め、AI活用ユースケースの創出・適用可能性・効果などについて実践的に調査研究します。ユースケースの創出が想定される領域は次のとおりです。
研究会のリーダーは、NTTネットワーク基盤技術研究所 主幹研究員 藤原正勝氏と(株)KDDI総合研究所 グループリーダー 宮澤雅典氏です。
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主催
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一般社団法人情報通信技術委員会
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日時
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2018年10月~2019年4月まで全4回
1回当たり約3時間程度、別途懇親会も予定 |
場所
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東京都港区芝公園1-1-12 芝公園電気ビル 2F TTC会議室【MAP】
4回目は近隣に変更する可能性があります(浜松町駅周辺)。 |
定員
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40名程度 多数の参加ご希望者がある場合は、事務局にて調整させて頂きます。
また、一社当たりの参加者数は原則として1名とします。 |
参加費
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●上記以外のTTC会員及びTTC非会員の方:参加者一人当たり3万円/回、通しで参加10万円/4回(税込み)
●お申込み確定後、参加費の「請求書」を郵送にてお申込者様宛にお送り致します。金額・内容をご確認の上、第1回会合前日(10月29日(月))までにご入金をお願い致します。
・ 参加費の振込手数料はお申込者様各位にてご負担願います。
・ 当日、現金の取り扱いは行いませんので、ご了承下さい。 ●ご登録後のキャンセル、参加費の払い戻しはお受けできませんので予めご了承ください。
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申込方法
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募集を締め切りました
【個人情報について】お送りいただきました内容は、当委員会の「個人情報の取り扱いに関する基本方針」に則り、本セミナーの参加登録他、TTCの各種ご案内に使用させていただきます。
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お問い合わせ
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TTC事務局: 金子 麻衣
E-Mail :kaneko@s.ttc.or.jp TEL: 03-5776-7650(直)、03-3432-1551(代) |
4.プログラム(案)
(以下敬称略)
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テーマ(仮)
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時間
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講師
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第1回
2018年 10月30日(火) |
(1)AI活用におけるオープンイノベーションと日本企業の課題:「大企業のイノベーションとデザイン思考」
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14:00~
14:40 (40分) |
WiLパートナー
小松原 威 |
(2)先進企業におけるAIプラットフォーム・導入事例①
NTTコミュニケーションズのコンタクトセンタデジタライゼーションの取り組み |
14:40~
15:10 (30分) |
NTTコミュニケーションズ(株)
アプリケーション&コンテンツサービス部AI推進室 担当部長 福田 亜希子 |
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(3)参加者自己紹介
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15:10~
15:30 (20分) |
参加者
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(4)意見交換・議論・ユースケース創出ワーク①
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15:30~
17:00 (90分) |
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(5)意見交換会
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17:00~
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第2回
2018年 12月3日(月) |
(1)先進企業におけるAIプラットフォーム・導入事例②
ドコモにおけるAI適用事例の紹介と今後 |
14:00~
14:30 (30分) |
(株)NTTドコモ
R&Dイノベーション本部 サービスイノベーション部 第二サービス開発担当 担当課長 堀口 賞一 |
(2)先進企業におけるAIプラットフォーム・導入事例③
AI/IoTを活用したスマートファクトリー最前線 |
14:30~
15:10 (40分) |
富士通(株)
エバンジェリスト 及川 洋光 |
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(3)海外のAI活用事例・ユースケース①
TMForum(仮) |
15:10~
15:40 (30分) |
(株)KDDI総合研究所
ネットワーク運用自動化グループ グループリーダー 宮澤 雅典 |
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(4)意見交換・議論・ユースケース創出ワーク②
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15:40~
17:00 (80分) |
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第3回
2019年 2月4日(月) |
(1)先進企業におけるAIプラットフォーム・導入事例④
サプライチェーン上のプロセス管理(仮) |
14:00~
14:30 (30分) |
コニカミノルタ(株)
経営企画部 経営企画グループ マネージャー 藤田 大介 |
(2)先進企業におけるAIプラットフォーム・導入事例⑤
Artificial Intelligence and Telecommunications |
14:30~
15:00 (30分) |
ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
アジア標準化部長兼 RANアーキテクチャ標準化部長 千葉 恒彦 |
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(3)海外のAI活用事例・ユースケース②
・ETSI ISG-ZSM ・IEEE(ELSI課題) 等 |
15:00~
15:30 (30分) |
NTTネットワーク基盤技術研究所
ネットワークアーキテクチャプロジェクト 主任研究員 後藤 良則 日本電気(株)
技術イノベーション戦略本部 標準化推進部 シニアエキスパート 江川 尚志 |
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(4)意見交換・議論・ユースケース創出ワーク③
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15:30~
17:00 (90分) |
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第4回 2019年 4月23日(火) |
イノベーション施設見学
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13:00~
13:20
(20分)
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富士通デジタルトランスフォーメーションセンター |
(1)基調講演
「ネットワークとAIの融合」 |
13:20~
14:00 (40分) |
東京大学大学院
情報学環学際情報学府 教授 中尾 彰宏 |
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(2)AI活用ユースケースの創出
・「意見交換・議論・ユースケース創出ワーク①~③」提案に基づくブレスト・アイデアソン形式
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14:00~17:30
(210分) |
アドバイザー:
NTTネットワーク基盤技術研究所
通信トラヒック品質プロジェクト 主幹研究員 藤原 正勝 (株)KDDI総合研究所
ネットワーク運用自動化グループ グループリーダー 宮澤 雅典 進行:
一般社団法人情報通信技術委員会 事務局長 稲田 修一 |
(注)講演者のご都合によりスケジュールは変更される場合があります。
(Ⅰ)各ワークショップは、有識者や先進的に取り組んでいる方々からご講演頂く「プレゼンテーション」セッションと、講演者および参加者で行う意見交換・議論・ユースケース創出ワーク」セッションにより構成します。
(Ⅱ)「意見交換・議論・ユースケース創出ワーク」セッションでは、以下の事項に関する意見交換・議論を行う予定です。本セッションの最後に、それまでの議論等を踏まえ、各参加者の方にユースケース創出に関する個別ワークを実施頂きます。個別ワークの内容は次のとおりです。
- AI活用事例、ユースケースの提案
- 提案の実現に向けた課題
- 協働が必要な課題、望まれる関連要素技術・OSS(オープンソース・ソフトウェア)、標準化につながる課題(情報モデルやプロファイリングなど)などの提案
(Ⅲ)ワークショップ活動の中で、有望と考えられる活用事例やユースケースの提案があった場合、あるいはサービス提供者・プラットフォーム提供者・通信事業者などのプレーヤー間で、APIや情報モデル・データプロファイリングなど協調活動が必要な有望課題が抽出された場合は、研究会の中で提案や課題を深掘りする、もしくは、AI活用専門委員会など関係するTTC専門委員会に検討を提案するなどの展開を図る予定です。
5.本ワークショップへの参加について
- 参加される方には、意見交換・議論・ユースケース創出への積極的な参加・提案をお願いいたします。
- 有望なユースケースについては、参加者の中で実用化をめざす活動が始まる場合もあろうかと思いますが、この際のアイデアの取扱いについては別途研究会の中で議論する予定です。
6.その他
- 本研究会は、「AI活用」「セキュリティ」「Network Vision」「網管理」の各専門委員会と連携して活動します。
- 本研究会はGoToMeetingを活用し、遠隔からの参加も可能とします。