トピックス

「ITU AI/ML in 5G Challenge 2025 Webinar」参加者の募集

  ITU AI/ML in 5G Challengeに「少ないデータに基づくSite specificな電波伝搬損失の推定」という、AI/MLモデル及びデータ選択手法を競う、コンペ課題を提供しています。上位入賞者には、KDDI総合研究所より総額3,000スイスフランの賞金(約55万円、8/12 TTS)、TTCより賞状と副賞1万円が贈呈されます。

  本課題の内容説明及びQAのWebinarを8月21日(木)に開催します。ご興味のある方は、参加方法記載のURLからRegistrationの上、ご参加いただければ幸いです。なお、コンペの応募にあたって、Webinarへの参加は必須ではありません。

Webinar開催概要

開催日時
  • 日本語: 2025年8月21日(木)16:00 JST / 9:00 CEST
  • 英語(English): 2025年8月21日(木) 17:00JST / 10:00 CEST
参加方法

以下のウェブサイトよりご登録をお願いします。

詳細
  • Title
    Estimation of Site specific radio propagation loss with minimal information
    少ないデータに基づくSite specificな電波伝搬損失の推定
  • Moderator
    English: Vishnu Ram OV and Jiaying Meng 氏(ITU)
    日本語: 小野 翔多氏(東京大学)
  • Speakers
    English: Kazuki Takezawa氏 (KDDI Research Inc.)
    日本語: 竹澤 和輝氏(KDDI総合研究所)

参考

【ITU AI/ML in 5G Challenge】

世界的な通信に関する標準化団体であるITUが主催する、通信へのAI活用を目的としたコンペ。様々な組織から課題が提供され、その内容に取り組む。

※Webinarでは、以下の課題についての説明・質疑応答を行います。

■ 概要

[名称] 少ないデータに基づくSite specificな電波伝搬損失の推定

[内容]
モバイル通信の安定化には、場所ごとの電波伝搬状況の把握が重要であり、特にミリ波など高周波帯では環境の影響を受けやすい。実測による把握はコストや労力の面で非現実的なため、AI/MLを用いて少量の測定データと環境情報からエリア全体の電波伝搬を推定する手法が注目されている。
本課題では、AIモデルの構築と、より正確な推定のためのデータ選択手法を自由なアプローチで検討する。

■ 課題詳細

以下のURLを参照ください。説明文書、データセットも置かれています。

https://challenge.aiforgood.itu.int/match/matchitem/112

https://www.ieice.org/cs/rising/jpn/AI-5G/index2025.html

■ スケジュール

  • 8/21: 課題説明のWebinar
  • 10/8: 課題応募への登録期限
  • 10/17: 質問期限
  • 11/1: 応募締め切り
  • 11/21まで: 入賞者決定
  • [TBD]12月: TTC Workshop、ITU Webinarでの上位入賞者プレゼン(英語)

■ 参加、応募方法

  1名から5名でのチームで参加いただきます。参加資格に制限はなく、大学、企業、研究機関等からご参加いただけます。メンバーが重ならければ、同一組織からの複数のチームの参加も可能です。

  参加・応募には、ITU Websiteからの登録が必要です。登録に時間を要しますので、参加を予定されている方は早めに登録ください。

https://challenge.aiforgood.itu.int/match/matchitem/112

応募にはプレゼンテーション文書及び評価データが必要です。記載すべき内容、評価方法等の詳細については、「課題詳細」のWebsiteを参照ください。なお、応募時については、英語(推奨)/日本語で可能ですが、上位入賞した場合のプレゼンは英語になりますのでご留意ください。

■ 産業財産権の扱い

ITUポリシーに従います。本課題のITU Websiteの「Reference」タブを参照ください。

■ 質問

以下のフォームで2025/10/17まで受付しています。3営業日程度で回答いたします。

https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=Q1wLBCcMs0m45s3siGq87svoJ_ff8IFMhQ00gybUH0pUNzdaSjVIU1VQNjNMODJRUzkwSzFDTjY1My4u&route=shorturl

■ 本課題の体制