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TTCオンラインWorkshop「第2回ITU AI/ML in 5G Challenge 日本ラウンド受賞者によるAI活用研究の発表について」開催報告

  通信へのAI活用に関する研究と実践を目指す、ITU-T主催の2021年版国際大会(AI/ML in 5G Challenge final)のエントリー候補の選定審査会が各国で行われています。

  日本ラウンドは、電子情報通信学会 RISING研究会が主催し、設定した2種の課題(NFVベース試験環境による5GCでのNW障害の検出と原因の分析、無線RANのRSSIを用いた位置推定)への49件の応募から、日本の大学:4チームとインドの大学、研究機関:各1チームの計6チームが選定されました。

  今回のWorkshopは、国際大会が11月30日から12月2日に開催されることを受け、その壮行会を兼ねて開催しました。

  Workshopでは、総務省 古賀課長より開会挨拶として総務省の取組をご紹介いただき、東京大学 中尾教授より基調講演として、5G、Beyond 5GにおけるAIの適用と5G Challengeの役割について講演をいただき、ITU-T SecretaryのThomas氏よりは、5G Challengeの狙い今後の予定が紹介された後に、日本ラウンド受賞者による講演が行われ、最後に、岩田専務理事より、受賞者への表彰状と副賞の贈呈と共にFinalでの健闘を祈念する挨拶が行われ、盛況の内に閉会しました。

  Workshopでは、積極的な質疑が行われ、有意義なWorkshopとなりました。

  ご講演いただいた方々並びにご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございました。

  ※本Workshopの後日配信並びに、資料の公開はございません。

開催概要

開催日時 2021年11月12日(金)16:00 ~ 18:00
開催方式 Zoom Webinarによる、オンラインWorkshop
共 催
電子情報通信学会 通信ソサエティ RISING研究会
一般社団法人 情報通信技術委員会(TTC)
参加者数 89名

プログラム

司会:東京大学 福元 徳広 客員准教授 /TTC事務局 岡本 康史

時刻 講演内容 講演者
16:00~16:05
開会の挨拶
総務省 
総合通信基盤局 電気通信技術システム課
課長
古賀 康之 氏
16:05~16:15
5G Challengeについて
東京大学
教授
中尾 彰宏 氏
16:15~16:20
5G Challengeの状況
ITU-T Secretary
Basikolo Thomas
 
Session1: Network failure detection and root cause analysis in 5GC by NFV-based test environment
16:20~16:35
-1
YOTA-YOTA
16:35~16:50
-2
Kaien
16:50~17:05
-3
Team Fukui
 
Session2: Location estimation using RSSI of wireless LAN
17:05~17:20
-1
SSN_ITU
17:20~17:35
-2
C-LAMP
17:35~17:50
-3
DLine
17:50~18:00
TTC表彰と閉会の挨拶
一般社団法人情報通信技術委員会
代表理事専務理事
岩田 秀行

セミナーの様子

発表者の皆様
発表者の皆様