活動内容

2 会議参加者の基本表現

 本章では会議の参加において必要となる「提案する」「賛成する」などの基本表現を複数の類似表現として示すとともに、実践的な例文をあわせて示します。
 表現例において、国名は一例であり、適宜置き換えて解釈するようにしてください。

会議に特有な表現とは何か?

 標準化会議に初めて参加した方のエピソードをご紹介します。
 
 「初めてITU-Tの標準化会議に参加し、初めて発言する機会を得た時、議長から発せられた言葉が、”You have the floor.” 『何だ?floorって?』 隣にいた上司からは、『早く発言しろ!』の指示。とりあえず用意した発言原稿を読み終わり、”Thank you Mr. Chairman.”と言って無事初デビューを終えましたが、”floor”が『発言権』を意味するということを学びました。
 
 また、議論が白熱した中で、”second”という単語が耳に入ってきました。ある提案を支持するのか、支持しないのかが議論となっているようですが、”second”では『二番目じゃ賛成したことにはならないな』と思っていた私はしばらく会議の流れがつかめずにいました。”second”が『支持する』ということを知らなかったのです。」

 国際標準化会議では平易な単語ではあるが、会議ならではの特殊な言い回し、表現があり、これらを予め知っておくことは、会議参加者にとって有益となります。
 
 本章では、会議での基本的なアクションである「提案する」、「賛成する」、「反対する」、「妥協する」、「提案文書を提出する」、「質問する」などのケースにおいて使用することができる英語表現をまとめています。

目次

 2.1 提案する
 2.2 賛成する
 2.3 反対する
 2.4 妥協する
 2.5 文書を提出する等
 2.6 質問する
 2.7 発言権
 2.8 その他