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2023年度情報通信技術賞(総務大臣表彰)受賞者の決定

 2023年度情報通信技術賞(総務大臣表彰)の受賞者が決定しましたのでお知らせします。
誠におめでとうございます。

受賞者へのお祝いメッセージの受付を終了しました。メッセージをお寄せいただきありがとうございました。

 【NEWS RELEASE】2023年度情報通信技術賞(総務大臣表彰)の受賞者について

araki.jpg「光ファイバケーブル技術及び災害対応通信技術の標準化への貢献」
荒木 則幸 殿 (日本電信電話株式会社)

 2006年より国際標準化に携わり、光ファイバケーブル技術を所掌するITU-T SG6(屋外設備)及びITU-T SG15(光転送・アクセス・ホーム網)において、2013年から2022年までSG15副議長、2017年からはWP2/15(光技術と基盤設備)議長を務め、日本及び世界におけるFTTxの展開に大きく貢献した。光ケーブル網の設備管理・保守運用に関するLシリーズ勧告策定を主導し、日本で用いられている保守波長1650nm帯(U-band)並びに保守波長のインサービス試験基準を盛り込むなど、日本技術の国際標準化への反映に貢献した。また、光ファイバに関する勧告G.65xシリーズの策定を主導し、光通信網の伝送容量拡大に貢献した。
 2012年から2014年まで、ITU-T FG-DR&NRR(災害救援システム及びネットワーク耐性と回復)の議長を務め、災害対応通信技術に関する要求条件等を提言した成果文書の作成を主導し、それらに基づく勧告E.119(安否確認・情報配信システム)、L.392(移動式ICTリソースユニットを用いたNW耐性向上)を策定し、日本の耐災害ICTの標準化に大きく貢献した。
 さらに、国内ではTTC光ファイバ伝送専門委員会委員として多数のTTC標準の策定に携わり、光ファイバ及び光線路網の保守運用技術の普及に尽力し、日本におけるFTTHの早期展開に大きく貢献した。

 

2023年度情報通信技術賞(TTC会長表彰)、功労賞の受賞者につきましては、以下のページをご覧ください。

2023年度情報通信技術賞(TTC会長表彰

2023年度功労賞受賞者の決定

表彰式

「情報通信技術賞・功労賞」表彰式典

日時:2023年6月19日(月)17:10~17:45
場所:ホテル雅叙園東京 華しずか(2階)
   東京都目黒区下目黒1-8-1
主催:一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)
協賛:情報通信月間推進協議会

※表彰式は招待制となっております。