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平成30年度「IoT/BD/AI時代に向けたデジュール及びフォーラム標準に関する標準化動向調査」調査者の募集

1.募集の背景

  総務省では平成30年度に「デジュール及びフォーラム標準に関する標準化活動の強化に資する調査等」を実施することとし、調査請負者の募集を行いました。一般社団法人情報通信技術委員会(以下「TTC」という。)はこの調査を総務省より受託したので、受託調査の一環として標準化の動向調査を行う者(以下「調査者」という。)の募集を行うものです。

 平成30年度「IoT/BD/AI時代に向けたデジュール及びフォーラム標準に関する標準化動向調査」調査者の募集

(総務省報道資料)国際標準化機関・団体の動向調査に携わる調査者の募集開始

(参考)平成29年度取組に関連するセミナー・報告会

2018年3月12日
2018年1月18日
2017年10月2日

2.募集内容

(1) 調査者の募集を行う標準化テーマ等

  平成30年度の標準化の動向調査を行う調査者を募集します。募集する標準化テーマ、標準化機関・団体は、別紙1に含まれる技術分野や標準化機関・団体とします。

(2)対象者

  国際標準化活動への参加を通して技術展開を継続的に図る意図を有する方のうち、表に記載する条件を満たす方が動向調査を行う会合等の参加者となる場合を対象とし、提案を募集します。

  • 提案者は、大学、研究機関、ならびに中小企業を含む企業等に属する個人または研究室等グループとします。
  • 国際標準化活動および動向調査を実施する上で支援を必要とする方を対象とさせて頂きます。他機関からの助成等の支援対象となっている場合は対象外とします。
調査者区分 活動目的 調査者の想定イメージ
A
標準化の主導権・プレゼンスの維持
国際標準化機関・団体やその下部研究委員会等において議長・副議長等の役職者を務める者、または標準化を主導する役割を担う者
B
継続的な標準化活動維持、効率的な動向調査
国際標準化機関・団体やその下部研究委員会等における国際標準化の経験が深く、豊富な人脈を有する者
C
長期的な国際標準化人材の育成
国際標準化に関心を有する若者

(3)支援内容

  • 調査報告書作成費、および調査に係る費用または費用の一部を支援します。
    -調査対象標準化機関・団体にて実施される会合参加などに関わる直接的費用

  • 支給額については、特に上限を設けませんが、1件当たり概ね100~150万円程度(平成30年度の活動期間内)を上限の目安とお考えください。必要がある場合は、上限を越える支給要望額を提案頂いても結構です。

  • 支援する動向調査項目と費用については、選定にあたり確認、精査させて頂きます。支援の必要性が低いと判断される場合は、支援額を減額することがあります。

  • 渡航費、滞在費等の算出にあたっては総務省旅費規程を参照願います。同規程の基本的な事項については別紙3をご覧ください。

(参考)動向調査項目と費用のモデルケース(費用内訳および算出根拠等については提案書に記載していただきます)

その他、

  • TTCが開催を予定している標準化人材育成セミナーにご参加頂けます。
  • イノベーション推進委員会(別紙2参照)が調査者から報告を聞く際に、他の調査者の報告を聞くことができます。
  • 調査結果につきましては、総務省への報告作成に活用します。調査結果の報告や報告書等(ソフトウェアを含む)の著作権等は総務省に帰属することとなります。

(4)調査者に実施いただくこと、調査の際の留意点

  調査者として選定された提案者と動向調査項目、支援内容と支給額の調整を行った上で、動向調査活動に関する業務委託契約を提案者の所属先と締結します。調査者には契約に基づいて調査活動を行い、調査結果をまとめた報告(報告書(20ページ程度)および発表用資料)を作成していただきます。また、調査にあたっては、可能な限り、標準化会合の参加者等とコミュニケーションをとり、会合参加者等の動向等も調査してください。

  TTCのイノベーション推進委員会で報告いただく他、必要に応じ報告会等で発表していただきます。なお、報告書に関しては、以下の点を盛り込んで作成してください。

  • 調査した標準化機関・団体における標準化動向(可能な範囲で、会合参加者(企業名)や参加者の標準化の目的・主張等を含めてください。)
  • 活動成果、活動を通して得られた各種知見
  • 今後の国際標準化に向けた見通し、提言等

3.調査者の選定方法

イノベーション推進委員会の助言に基づき、TTCが選定します。選定に当たっては、次の点を考慮します。

(1)調査対象テーマ

別紙1に示す標準化動向調査対象の技術分野等との整合性

②提案標準化機関・団体を調査する必要性、調査分野の将来的な市場の成長性、標準化人材育成の必要性

③我が国または調査者の潜在的な技術的優位性、国際競争力強化への貢献可能性

(2)調査方法について

①調査対象となる標準化機関・団体への参画の度合い(情報収集/提案予定/将来提案予定等)

②調査者の適性、調査実施の確実性

③支援の必要性、見込まれる調査費用の妥当性

4.応募(提案)方法について

(1)添付の提案書テンプレートの記載項目に基づき、提案書の作成・提出をお願いします。

提案書はWord形式で、提案内容の詳細や補足するための添付資料はTTCにおいて閲覧可能な形式(PDF、PPT、Word、Excelファイル等)で提出してください。

 提案書に記載にあたっての注意事項

 提案書(テンプレート)

(2)募集期間

2018年4月10日(火)~2018年5月9日(水)17:00

(3)提出先

一般社団法人 情報通信技術委員会(TTC)「IoT/BD/AI時代に向けたデジュール及びフォーラム標準に関する標準化動向調査」公募担当(以下のメールアドレス)までご送付ください。また、ご不明な点についてもお問合せ下さい。

koubo@ttc.or.jp

5.公募および調査活動に関するスケジュール

現時点で予定しているスケジュールは以下の通りとなります。

項目 日程(予定)
提案書の募集締切
5月9日(水)17:00
提案書の内容確認
提案書受領後~5月11日(金)
調査者の決定
5月14日(月)
採用通知
5月15日(火)
調査委託契約の調整および締結
5月下旬(目標)
調査活動の契約期間
契約締結日(5月下旬頃を想定)~2019年3月29日(予定)
調査報告書および精算書類提出
2019年2月末(予定、3月に活動がある場合は別途調整)
イノベーション推進委員会への報告
別途調整(2019年2月下旬または3月上旬を予定)
報告会でのご講演等
別途調整
調査費用の支援(支払い)手続き
2019年3月(※)

(※)調査費用ついての支援(支払い)は、原則年度末に精算することとします。事情により支払い時期にご要望がある場合は、提案書に記載して下さい。調査費用の支援(支払い)手続きにおいて、領収書、搭乗券の半券(搭乗確認ができるもの)や航空券の残券(Eチケットのプリントアウト等)、等の証拠書類の提示をお願いいたします。

6.お問合せ先

一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)
「IoT/BD/AI時代に向けたデジュール及びフォーラム標準に関する標準化動向調査」公募担当
斧原 晃一
koubo@ttc.or.jp
03-3432-1551