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JAIST主催「産業界の有識者と学長との懇談会」に参加

2018年07月11日

 この度の西日本を中心とした記録的豪雨「平成30年7月豪雨」により、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 私は7月5日、石川県能美市にある国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)からお招きを受け、平成30年度第1回「産業界の有識者と学長との懇談会」に初めて参加させて頂きました。この懇談会は、JAISTが選定したインダストリアルアドバイザー【注】浅野哲夫学長との自由な意見交換の場であり、大学にとっては、JAISTの教育研究に関する様々なチャレンジについて、産業界の視点での助言を得る場であり、産学官連携の実践の場となる企画であると思います。

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浅野哲夫学長

 今回の懇談会では、大雨で北陸本線の列車運休が発生する悪天候にもかかわらず、26名のインダストリーアドバイザーが参加し、浅野学長をはじめ、寺野稔総括理事・副学長、松澤照男理事(教育担当)・副学長、永井由佳里副学長(教育改革担当)を含む大学事務局の皆さんとの懇談が行われました。

 浅野学長からは、大学の現状と課題、その解決策の一つとして、検討中の大学への企業支援の新しい形の実現に向けての熱い想いが語られました。

 学術研究・基礎研究の成果を示す指標の一つである論文指標(総論文数や高被引用度論文数)が、日本は横ばい傾向である中で、他国は拡大しており、相対的に低下傾向であり、その中で、研究支援体制については、例えば、研究者一人当たりの研究支援者数は、中国は1.32人、ドイツ0.72人、フランスは0.56人に対して、日本は0.25人で、かなり劣る現状があるようです。(平成30年度科学技術白書 第1-1-104図 主要国等の研究者1人当たりの研究支援者数

 これらの現状への打開策についてはJAISTでは検討中であり、現状ではまだこの紙面では公開できる段階ではなく今後の課題となりますが、大学と企業が連携した新しい教育の在り方を検討していく予定です。

 TTCではTTC会員の種別として、大学や中小企業の皆様が割安で参加いただける「協力会員」を設けております。IoTやAIを活用した新しいビジネス展開や価値創造が求められる中で、「IoTイノベーション推進機能」として、企業や大学が連携し、課題やテーマ毎に自由に議論や検討、調査、実証などの作業環境を提供する「IoTワーキングパーティ」を構成できるようにしており、大学と企業の協働の場として活用いただくことが可能と考えています。

 なおTTCでは、JAISTの全面的なご協力により、金沢において、12月5日(水)に

 「oneM2Mインダストリー・デイ 金沢」を開催することとなりました。IoT共通サービスプラットフォームの国際標準である「oneM2M」とともに、世界のIoT導入事例をご紹介する国際的なワークショップを予定しております。詳細につきましては、詳細が決まり次第、以下のサイトにて逐次ご案内いたします。IoT導入をご検討の皆様、ビジネスイノベーションにご興味のある皆様のご参加をお待ちしております。

http://www.ttc.or.jp/j/info/seminar/

 

【注】インダストリアルアドバイザーの一覧:http://www.jaist.ac.jp/ricenter/outline/ia/

 


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