スマートカーSWG

 クルマがネットワーク端末になる、あるいはネットワークの一部になる時代が到来しました。

 スマートカーSWG(サブワーキンググループ)では、クルマを含む次世代移動通信網に関する課題抽出、次世代のモビリティネットワークサービスの検討、ITUを中心とする国際標準化や国際協調に向けたワークアイテムの検討等を行います。

 具体的には、ITSに関する国内外の標準化動向を調査し、日本だけではなく国際的にも重要となる標準化課題を抽出し、検討を進めています。

 従来、スマートコミュニケーションAG(アドバイザグループ)配下のスマートカーWP(ワーキングパーティ)として活動しておりましたが、その活動成果を踏まえ、マルチメディア応用専門委員会のSWGとして、標準化に係わる活動を開始いたしました。

 皆様のご参加をお待ちしております。

1. 会合開催状況

2016年05月10日 2016年5月18日開催 スマートカーSWG 第4回会合
2016年03月17日 2016年4月21日開催 スマートカーSWG 第3回会合
2016年01月21日 2016年2月9日開催 スマートカーSWG 第2回会合
2015年09月24日 2015年11月5日開催 スマートカーSWG 第1回会合

2.メンバー

リーダ:   千村保文氏 (OKI)
サブリーダ: 内藤悠史氏 (三菱電機)
委員:    TTC会員・特別委員
(必要に応じて、国内外の関係者を招聘します)

3.検討事項

(1) CITS (Collaboration on ITS Communication Standard)

ISOやITU-Tでは、ITSの通信に関する標準化活動の協調のために、CITS (Collaboration on ITS Communication Standard)会合を2011年12月より開催しています。これまでに13回の会合が開催され、TTCはITS通信の要求条件の整理に貢献しています。CITSのレポートは、ITU-TからHSTP-CITS-Req (Global ITS Communication Requirements (Version 1) 2014)として発行されました。

(2) 災害時のITS応用

東日本大震災の際に被災地の避難所において情報通信手段の確保が困難であった経験から、災害時に自動車を情報通信のインフラとするための実証実験などの取り組みが進められています。
自動車は発電能力を持ち移動可能であることから、更にネットワークとつながることで災害時の情報インフラとして有望です。スマートカーSWGでは国内での実証実験などを調査し、いくつかの取り組みを「災害時の自動車を用いた情報通信システム(略称:VHUB)」として整理しています。
このシステムをアジア各国がリスクとして共有する自然災害時に利用できるシステムとして、ASTAP(アジア・太平洋電気通信標準化機関)での討議を行っています。アジア各国における災害時情報通信インフラのユースケースを調査し、そのニーズを基にシステムの要件条件を整理し標準化を進める予定です。

(3) ITSに関するセキュリティ

自動車に関するリコールの約3割はソフトウェアに関連するトラブルであると言われていますが、現行のリコールに関する制度では全車両の回収が必要であり、このコストを低減することは社会的要請となっています。自動車の状態・状況を遠隔にて正しく把握し、ソフトウェアを更新する手段が必要になります。遠隔での自動車の状態把握については日欧米において各種の取り組みがなされており、スマートカーSWGでは、これらを調査しています。

(4) ITSにおける車載インターフェイス

自動車がネットワークに接続し、各種アプリケーションを実現するためには、車載ゲートウェイやアプリケーションインターフェイスが必要となります。スマートカーSWGでは、ISO、ITU-T、W3Cなどの標準化動向及びバスロケーションシステムなどの応用例の動向を調査しています。

4.活動計画・中期標準化戦略

マルチメディア応用専門委員会の活動計画・中期標準化戦略をご参照ください。

お問い合わせ

担当企画戦略委員会委員: 須藤 正之 氏  井内 秀則 氏

事務局担当: 眞野、石田
E-mail: secsc[atmark]ttc.or.jp

〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目1-12 芝公園電気ビル
TEL 03-3432-1551  FAX 03-3432-1553
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