TTCセミナー「技術標準化と知的財産権に関わる課題の変遷と最新動向 ~SEP(標準必須特許)問題の動向とIoT, BD, AI時代に向けた企業戦略のあり方~」開催報告

  技術標準化と知的財産の関係は、公共性の確保と個々の企業の利益確保の2面性から常に活発な議論が行われてきました。技術標準を策定する際には、それぞれの標準化機関において定められた異なるパテントポリシーに基づき、技術標準と知的財産の関係が整理されています。また近年では、ソフトウェアのソースコードが無償で公開され、改良や再配布が可能なオープンソースソフトウェア(OSS)の活用も活発化してきており、技術標準化と知的財産を取り巻く環境はますます複雑な様相を呈しています。

  この度、TTCでは、長年にわたり技術標準化と知的財産権の関係を研究され、それらに係るビジネス的な観点からの戦略を提言されてきた前大阪工業大学教授の平松幸男先生をお招きし、IoT, BD, AI時代に向けてソフトウェア特にオープンソースの重要性が増す中で、今後のSEP(Standard Essential Patent: 標準必須特許)問題の動向と企業戦略のあり方についてご講演いただくセミナーを開催しました。本セミナーでは、平松先生の講演に加え、TTC IPR委員会の長野委員長から標準化機関のパテントポリシーの変遷と最新動向について紹介するとともに、「標準必須特許のライセンス交渉に関する手引き」と、4月から運用を開始した「標準必須性に係る判断のための判定」についても、特許庁の専門家をお招きして紹介しました。

  ご講演いただいた方々並びにご来場いただきました皆様、まことにありがとうございました。

 開催スケジュール

開催日時 2018年6月8日 (金)15:00~17:10
開催場所 一般社団法人情報通信技術委員会(TTC) 2階 A・B会議室
東京都港区芝公園1-1-12 芝公園電気ビル【MAP】 
主催

一般社団法人情報通信技術委員会(TTC) IPR委員会

参加者数 90名

講演資料

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プログラム 

司会:IPR委員会 委員長 長野 寿一 氏  (名古屋大学)

時刻

講演内容

講演者

15:00~15:05
ご挨拶

TTC IPR委員会 委員長
長野 寿一 氏 (名古屋大学教授)

15:05~15:35
標準化機関のパテントポリシーの変遷と最新動向

TTC IPR委員会 委員長
長野 寿一 氏 (名古屋大学教授)

15:35~16:05
「標準必須特許のライセンス交渉に関する手引き」および「標準必須性に係る判断のための判定」の概要
特許庁 総務課 制度審議室 室長
川上 敏寛 氏

特許庁 審判課 課長補佐(制度担当)
古田 敦浩 氏
16:05~16:15
休憩
16:15~17:05
これからの技術標準化と知的財産の関わり

前大阪工業大学教授
平松 幸男 氏

17:05~17:10
閉会挨拶
一般社団法人 情報通信技術委員会
代表理事専務理事
前田 洋一
17:10~
意見交換会

セミナーの様子

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長野 寿一 氏 川上 敏寛 氏 古田 敦浩 氏 平松 幸男 氏
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セミナーの様子