パケットネットワークの位相/時刻同期に関する技術レポート制定 (伝送網・電磁環境専門委員会)

2017年12月08日

  TTC伝送網・電磁環境専門委員会は、2017年12月5日第51回会合において、下記の技術レポート2件の制定とTTC標準1件の改版を行いました。

TR-G8271.1とTR-G8275.1制定の背景と概要

  ITU-Tにおいては、パケットネットワークにおけるネットワーク同期に関連する複数の勧告を発行しています。モバイル通信網のバックボーン向けの技術としてパケットネットワークにおける同期技術が注目され、国際標準化や市場へのシステム導入が活発化しています。TTCでは、この様な背景を考慮し、関連するITU-T勧告の技術概要と翻訳を日本国内に広めることにより、本分野での産業界への貢献を目指しており、今回関連する2件の技術レポートを制定しました。

  ITU-T G.8271.1/Y.1366.1 (10/2017)勧告に相当する技術レポートTR-G8271.1では、フルタイミングサポートのパケットネットワークベースの時刻/位相同期に配信に関わる時刻/位相誤差に対する下記を規定しています。

  ITU-T G.8275.1/Y.1369.1 (06/2016) 勧告に相当する技術レポートTR-G8275.1では、ITU-T G.8275/ Y.1369勧告に示すアーキテクチャに準拠した方法でIEEE 1588-2008標準を利用するテレコムアプリケーションに関するプロファイルとして、下記を規定しています。

  また、本勧告はIEEE 1588-2008標準のPTPプロファイルのスコープ外であるテレコム環境での利用を想定した追加の規定も行っています。

JT-K80 (1.1版)の改版

  JT-K80は、通信装置の周波数1GHzから6GHzにおけるEMC要件 (放射妨害波、放射イミュニティ)を規定しています。108MHz~500MHzを使用する機器に対する放射妨害波の測定範囲に誤記があり、訂正し1.1版として発行しました。


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