TR-1064「IoTエリアネットワーク向け伝送技術の概説」の制定(IoTエリアネットワーク専門委員会)

2017年03月29日

  IoTエリアネットワーク専門委員会では、2017年3月7日付けで、TR-1064 「IoTエリアネットワーク向け伝送技術の概説」を制定しました。

TR-1064制定の背景と概要

 本専門委員会では2012年12月に、ホームネットワークにおけるHEMS(Home network Energy Management System)等、主としてエネルギー管理分野に適用できる種々の伝送技術に関する調査結果をまとめたTTC技術レポートであるTR-1044「HEMS等に向けた伝送技術の概説」を制定、発行しています。近年、各種フォーラム等でIoT/M2M関連技術の標準化が進み、それを利用したサービスも開始されるといった状況になっています。

  そこで本専門委員会では、TR-1044で記述した技術範囲をエリアネットワークに拡大し、エネルギー管理分野だけでなく、IoT/M2Mサービス一般に適用可能な伝送技術に関する調査を行いました。その調査結果を、TR-1044での記述内容を更新、および追加する形で新たなTR文書としてまとめたものが、今回制定したTR-1064「IoTエリアネットワーク向け伝送技術の概説」です。

  TR-1064は、TR-1044と同様の構成で、第Ⅰ部で有線伝送方式、第Ⅱ部で無線伝送方式につて記述しています。有線伝送方式に関しては、電力線関連等の記述内容の最新化を行い、無線伝送方式に関しては、全般的に記述内容の最新化を行うと共に、新たな項目としてDECT方式、IP500、LPWAN、およびNB-IoTに関する調査結果を追加しています。また、従来の2つの付録(付録Ⅰ:ECHONET Liteの簡単な解説、付録Ⅱ:SEPの簡単な解説)に対し、「付録Ⅲ:産業系通信プロトコルの例」として、ModbusとEtherCATに関する記述を追加しています。


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